みんなの願いを実らせる。

地元・新潟の米農家さんとともに
お米の未来をつくる
亀田製菓は地元・新潟の米農家さんとともに
「ナイスライスファーム」という
合同会社を立ち上げました。
米菓やお米の食品を作るだけではなく、
原料であるお米づくりもスタートさせます。
これは、地域やお米をめぐる
課題に向き合い、持続可能な稲作や米の
消費拡大を目指す取り組みです。
収穫したお米を使った商品づくりや、
新しい農業の形にも挑戦していきます。
どうして亀田が
お米づくりを?
亀田製菓は「ライスイノベーションカンパニー」をビジョンに掲げ、お米の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。その一環として、2025年に新潟県阿賀野市の米農家さん5名と共同で「合同会社ナイスライスファーム」を設立。持続可能な稲作と地域農業の活性化、そして国内の消費拡大を目指し、取り組みを始めました。
これは、農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増加といった社会課題への取り組みでもあります。
亀田の新米社員が
田植えと収穫を体験!
お米を扱う会社の社員として、お米づくりへの理解を深めることは重要です。そこで新入社員研修のひとつとして亀田製菓の新入社員=新米社員が、ナイスライスファームで田植えと収穫を体験。農家さんの指導を受けて、お米づくりの大変さや楽しさを学びました。
こうした地域の方々との交流は、地元農業への愛着を育むことにもつながっています。
新米社員
新潟で作られているお米について学ぶ非常にいい機会でした。小学生以来の田植えで、手作業ならではの大変さを感じましたが、仲間と一緒にやると達成感がありました。米菓はグローバルで展開できる力が秘められているので、お米の魅力を世界中に広めたいです。
新米社員
初めての田植えは想像以上に大変で、自分が当たり前に食べているお米はこんなに手間暇をかけて作られているんだなと学びました。これからはお米を大切に食べようと思うきっかけになりました。

ファームのお米で米菓を作りたい米菓に合った品種に挑戦
ナイスライスファームは、栽培するお米の品種にもこだわります。品種といえばコシヒカリなどが広く知られていますが、そこは亀田製菓。2025年は、収量性に優れていて味の良い「あきあかね」の作付けに挑戦。収穫したお米で、新しい魅力を持つ商品をつくろうと計画中です。

スマート農業への一歩ドローンで作業の負担を軽減
農薬散布にドローンを取り入れ、作業の負担を減らせるようにしています。農業は体力が必要というイメージがあるかもしれませんが、うまくIT技術を取り入れることで作業の負担を減らし、持続可能な農業の実現につなげたいと考えています。

写真提供:阿賀野市
白鳥の飛来する自然豊かな町阿賀野市でナイスなライスを
ナイスライスファームのある阿賀野市は、越後平野のほぼ中央に位置します。阿賀野川が流れる自然豊かな土地で、市内にある瓢湖は白鳥の飛来地として国の天然記念物に指定されているほど。そんな美しい土地の力を借りて、おいしくてナイスなライスづくりに挑戦しています。
新潟の米農家さんとともにつくる
なお米をお楽しみに!

ナイスライスファーム
代表 斎藤 毅
地域のお米づくりを取り巻く環境を守りたい
稲作農家を取り巻く環境は厳しさを増しており、阿賀野市においても毎年多くの離農者が出ています。現在、稲作に従事している人ができるだけ長く生産し続けられる環境を作りたい、地域の農地を守りたいという想いから、今回の合同会社設立に至りました。わたしたち地元農家と亀田製菓が一丸となり、安全で安心な農産物の生産に努めてまいります。ナイスライスファームで丹精込めて育てたお米を使った亀田製菓の商品が生まれることを心待ちにしています。